去年の思い出

昨年の11月末日から2日間、住まいのある南風原の南風原文化センターで豊田直巳写真展を主催しました。いいだしっぺは私ともう一人の2人の母親です。

豊田さんは3・11後の福島をずっと撮り続けている写真家で、福島のことを忘れないで欲しいとの思いから、写真展を開催したい人たちに全国無料で写真を貸し出しています。

私も彼女も3・11を関東で体験し、その後、沖縄に越してきたこともあり、福島のことを忘れたくない、そして沖縄の辺野古の問題とをつなげて、同じ悲しみや苦しみをもつ者同士、つながっていけたらいいな~という思いからこの企画をスタートしました。

でも、私は9月に病気の再発がわかり、準備で忙しくなる11月は入院手術をすることになり、開催もどなることやらと心配したのですが、私たちの思いに賛同し、気持ちも時間も経済的なことも惜しまず協力してくれた仲間のおかげで、無事に2日間という短い時間ではありましたが、写真展を開催することができました。

しかも、たった2日間というのに、チェルノブイリの原発事故を題材にした映画「カリーナの林檎」上映、今関監督も東京から駆けつけてくださってのトーク、また放射能被害のことをずっと訴え続けてくださってる矢ヶ崎克馬先生のお話、2日目には福島出身の作家安積遊歩さんの福島への思いのトークと、かなりてんこ盛りのプログラムを無事に終わらせることができました。

翌日からは、こちらでの勤務が再開。病休とったような、とってないような忙しさでしたが、

やることがある!というのは人を前向きに強くしてくれるものです。

写真をみながら、あのときのみんなの優しさを思い出し、

改めて心がいっぱいになりました。

 

よっしゃ! また確かな一歩を!

前のめり気味の自分に、いい意味でブレーキをかけ、

大切なことを思い出すことができました。

写真っていろんな効果がありますね!

 

子ども部屋に来るSちゃんにも今度見せて、

ちょっとお話をしてみよとも思います!