メリ― クリスマス
「いのち」あふれる日になりますように。
やさしさと愛をいつも以上に、感じられますように。
そして、やさしさと愛を注げる日となりますように。
メリ― クリスマス
「いのち」あふれる日になりますように。
やさしさと愛をいつも以上に、感じられますように。
そして、やさしさと愛を注げる日となりますように。
<院長の著書(共著)>
”グレイ・ウォータース”
米軍基地が怪しい
「健康被害」
今も係争中の「爆音訴訟」で明らかな沖縄住民の聴覚障害は、他ならぬ当の米軍人たちにも多くみられ、基地のもたらす健康被害として最たるものの一つであろう。それほど明白でないものの、日常臨床において、米軍によってもたらされた「障害」ではないかと疑われる場面に度々、遭遇する。ちゃんとした臨床研究など行っていないから無論、説得力に乏しいのだが、「感触」レベルであっても指摘しておきたい。
表題は、PFAS(有機フッ素化合物)汚染を巡ってDu Pont社を追及し続けた、米国弁護士と被害住民たちの実話に基づいた映画『Dark Waters』(「闇の水脈」私訳で失礼!)のもじりである。白黒はっきしない”灰色”の水脈(被害の元凶)、という程で拝借した次第。
1)PFAS汚染?
さて、そのPFAS汚染。米軍基地から漏出したのは間違いなく、欧米では肝・腎障害、催奇性、発がん性のリスクが指摘され、米国政府自身、飲料水での管理を去年6月に厳格化したばかり、といわくつきの環境汚染である。ただ沖縄住民の「健康被害」、症状となると、今一つはっきりしない。とはいうものの長年、沖縄は低出生体重児全国ワースト1位であり、その原因の一つになる可能性はある。国、自治体は何ら対応できておらず、市民団体ベースで動いており、筆者も実態調査に関わった。公的機関が動き、悪性腫瘍、肝・腎障害、高血圧、先天性障害、そして発達障害など有症者を対象に全県的に検査を実施することが喫緊の課題のはずだ。
2)電磁波曝露?
米軍の電気設備は何かと高電圧が多い。屋内配線に 200V使用もある。そこで働く消防士など、屈強な沖縄男性たちが若くして軒並み不整脈のアブレージョン治療、といった状況を見ると、彼らが常時携帯している米国製の高出力送受信機が怪しく思われてくる。
同様に、強力かつ広範囲に電磁波を放出しているはずの通信基地周辺では、不整脈、心電図異常など、これは若い女性たちに目立っているようだ。
電磁波暴露について、基地労働者の有病者調査・統計があれば詳細がわかるはずだが、公共機関、組合などは把握しているだろうか。
3)鉛、砒素、その他?
筆者が勝手に名付けた「雨だれ様褐色斑」という皮膚症状がある。「白斑」だと砒素中毒が疑われれるが、そんな「褐色斑」が比較的、高齢者に多く散見される。沖縄本島南部に多い傾向があり、沖縄戦で地中に埋もれた不発弾などから漏出した化学物質が原因となって、土地、水、食物を汚染した可能性が考えられないだろうか。
「毛髪検査」でときおり砒素が高濃度検出されることがあり、こちらは世代間の差は無さそうなので、何処かに汚染源『ホット・スポット』があって、今も汚染し続けているのかもしれない。
ただ、これら有害物質と悪性腫瘍、変性疾患など特定の疾患との因果関係は、筆者の臨床において未だはっきりしない。暴露されたら必ず発症するとは限らなさそうである。
4)甲状腺疾患!
こちらは、米軍のロジスティック、兵站基地周辺で、若い女性の間でよく見受けられる。他の地域と比較して、機能亢進が多く、無症状の甲状腺腫大(軽度)となると、数は倍増する印象だ。海の沿岸部ではなく、内陸部で観察されることが多く、人工的ヨウ素の漏出など考えられないか。かつて核物質も保管されていたわけで(現在も?)、発癌性、不妊など懸念されるところである。
5)メンタル・ヘルス!!
小児の発達障害も、最近の研究では遺伝子が原因とされる代謝異常であると明らかにされつつあり、生殖細胞レベルでのDNA損傷を考慮する必要がある。放射性物質を始め、DNA障害性の化学的、物理的元凶として疑われるのは、沖縄の場合、まず米軍基地だといわざるを得ない。上述の鉛、砒素も、極く微量で発達障害の原因になり得る。
しかし、もっと明白なのは、長きに渡る米軍支配によって引き起こされた、沖縄の産業構造の歪みが引き起こす「メンタル障害」である。建設業が突出している沖縄社会では、人間関係の上下が際立ち、破綻が生じると犠牲はより弱い立場の人々にしわ寄せされる。追い詰められた男たちは女性、子供に手を上げてしまう・・・、そんな状況だと分かりやすいが、周囲に見えにくい 「 言葉の暴力 」 、「ネグレクト」などは表に出にくく、更に深刻な被害をもたらしている。
わが国において最大の基地集中が、最低の所得経済を沖縄にもたらしているだけでなく、公衆衛生上、最悪といっていいメンタル「健康被害」を蔓延させている。
筆者の主張する「魂(スピリチュアル)の癒し」は心地よい単なるイメージなどではなく、沖縄人にとって死活的で深遠なスローガンである、このことが御理解いただけるだろうか。
<2023年10月・院長記>
NPO法人 ヒーリング・沖縄 主催
・・・「生体エネルギー医学研究会@沖縄」のお誘い・・・
2021年11月よりNPO法人ヒーリング・沖縄が主催している勉強会です。
既に米国で医学の一分野となった「生体エネルギー医学」について理解を深めつつ、自験症例の報告・検討を加え、日常臨床をレベルアップしてゆく試みです。
同国の医学教科書の抄訳を読み進め、適宜、症例を持ち寄ってスキルアップを図ります。
(教科書:①Paul J. Rosch,MD et al『Bioelectromagnetic and Subtle Energy Medicine』2nd edit.
②James L. Oshman 『Energy Medicine: The Scientific Basis』2nd edit. )
興味のある方、ご参加ください。(主に医師・歯科医師が対象。学生、他職種の方、応相談)
書籍購入のAmazonはこちら↓
教科書②
購入されなくても資料を準備しますので支障ありません。原則、参加費無料です。
<第35回ご報告>
2024年9/28第35回は、「第一版」からの再掲分でした。医療・医学における電磁場の歴史的経緯、虚実と盛衰について学び、今日、「プトレマイオスからニュートンへ」のパラダイムシフトが起きていることを確認。さらには「水の記憶」の理解を通じて、もはや量子力学領域にまで及んでることも再認識しました。
今回は12名で、参加最多の新記録。自由討論で「難しかった」という声もありましたが、「細胞がつながっているという話を聞いて、全身の細胞が喜んだ!」との感想も飛び出し、”ヒーリング”にふさわしい時空間となりました。
<次回ご案内:第36回要項>
日 時 :2024年11月30日 午後6時~8時
場 所 :NPO法人 ヒーリング・沖縄
那覇市首里石嶺町2-258-2
(モノレール首里駅徒歩8分。石嶺球場向かい、「ファミマ」隣りの茅葺き色の平屋。P有)
tel:098(887)7744 fax:098(887)7740
演 題 :1)教科書①より以下の章
「SectionⅡ Chapters Reproduced from the First Edtion
Chapter 6:Subtle Energies and Their Roles in Bioelectromagnetic Phenomena
Chapter 7:Electromagnetism versus Bioelectromagnetis 」
抄訳・解説担当 濱田 賢治(鍼灸師・医師)
2)近況報告
*お問い合わせ、上記NPO法人まで。
以 上
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